サインタイム 2024年8月ニュースレター:社印のデジタル版?日本で進行中の次なるDX「eシール」に備えましょう!
いつもサインタイムのニュースレターをご確認いただき、誠にありがとうございます。
まず、先月、東京ビックサイトで開催されました「バックオフィスDXPO 2024 東京」展示会にて、サインタイムブースにお越しいただきました皆様に感謝の気持ちを申し上げます。
会場では、様々な業界のお客様やパートナー様とたくさんの意見交換をさせていただき、大変有意義な時間となりました。
もし、会場にお越しいただけていない方でもサインタイムについて何かご不明な点やご要望などがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
さて、今回のニュースレターでは、今後サインタイムでリリース予定の「eシール」について、またサインタイムのアップデート(7月~8月)についてお知らせさせていただきます。
eシールとは?

日本における伝統的なビジネスのあり方に、大きな変化が訪れております。日本国内、そして多くの海外の方々にも馴染み深い「ハンコ」や「印鑑」。古くからの伝統を受け継いだこの印鑑文化は、文書の認証や身分証明の手段として昔より使われてきました。「印鑑」や「実印」として知られ、家紋や個人の印を刻んだものとして重要な役割を果たしてきました。現代の日本においても、ハンコや印鑑は企業や官公庁において、契約書や社内の承認プロセス、さらには不動産関連などの法的契約を行うための欠かせないツールです。
2021年に設立されたデジタル庁は、物理的な印鑑を必要とする古い慣習を改革し、デジタル化を推進するために、さまざまな取り組みを進めています。その中でも最近提案された「eシール」に関する新しい規制は、電子印鑑の使用を現代に合わせて標準化し、法的な枠組みを提供することを目指しています。これは、ヨーロッパで運用されている「クオリファイド電子署名」に似た法的な基盤を提供するものです。
日本政府が既存の慣習をデジタル化に向けて改革する中で、「eシール」はその中心的な要素となっています。
日本のデジタルトランスフォーメーション市場において重要な役割を果たすサインタイムは、2025年初頭に日本企業向けのeシールソリューションを提供する予定です。さらに、サインタイムで特許を出願中の印鑑技術もこちらのeシールソリューションに活用される予定です。
サインタイムの新しいeシールソリューションは、物理的な印鑑の概念を守りつつ、残りのプロセスを安全なクラウド上で実現する内容です。これにより、サインタイムのユーザーは、自社のeシールをユーザーページに追加し、法的に効力があるeシールを使用できるようになります。
今後のリリースに向けて、最新情報をお見逃しなく!
eシールに関する詳細は、こちらのブログでご覧いただけます。
→デジタル判子?eシール:日本のビジネス文化における次なるデジタルトランスフォーメーション
今後のサービスのアップデート方法について
今月より、サービスのアップデート情報のお知らせ方法について変更させていただきます。
サインタイムでは、これまでWebサイトの「リリースノート」ページより、毎月のアップデート情報をお知らせさせていただきましたが、今後は、こちらのニュースレターにてサービスのアップデート情報を掲載させていただきます。またニュースレターの内容について、Webサイトにも掲載させていただくことにより、ニュースレターもしくは、Webサイトからその内容や履歴がご確認いただけます。
サービスのアップデート(7月-8月)
- モバイル画面の改善
モバイルでの署名に対するニーズが増えているため、さらに直感的な署名ができるよう、モバイル画面の最適化を行いました。 - 合意締結証明書の改善
これまで6名以上の署名者がいる場合、一部の署名者の詳細が表示されない現象がありましたが、合意締結証明書の改善を行うことで、6名以上の署名者が設定された場合でもすべての署名者情報が表示されるようになりました。 - アプリの障害発生時の対応
サインタイムに何らかの問題が発生し、エラーが起きている場合、アプリのトップ画面に赤いバナーを表示し、「障害発生中」であることを知らせる機能を実装しました。 - 署名の委任機能
署名依頼を受け取った受信者が自分の署名権限を他の人に委任できる機能です。例えば、署名依頼を受け取った方が署名できる権限を持っておらず、社内の上司に署名権限を委任する場合にご活用いただけます。(プライムプランにて利用できます)
以上、7月~8月までのアップデートとなります。
サインタイムをご利用いただきながら、何か気づいたことなどがありましたら、ぜひサインタイムの成長のため、フィードバックいただければ幸いです!
最後に、サインタイムのユーザの利用状況を調査した結果を皆様にご紹介いたします。
サインタイムで、書類をアップロードし、すべての署名が完了できるまでの平均時間は、
「4時間」であることがわかりました!
今後も、eシールについてや、電子契約または電子署名などについて何かご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願い申し上げます。ジム
共同創業者兼CEO