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サインタイム 2025年2月ニュースレター:建設業界における電子契約の活用事例とサインタイムのソリューション

いつもサインタイムのニュースレターをご覧いただきありがとうございます。

サインタイムが「バックオフィス DXPO 大阪」に出展します!

3月11日〜12日に大阪で開催される「バックオフィスDXPO大阪」にサインタイムが出展します。大阪近郊にお越しの方は、ぜひご来場ください!

サインタイムの電子署名およびデジタル文書管理の仕組みが、いかにして従業の業務効率化に貢献できるかをご紹介します。また、導入方法やお使いのシステムとの連携についてのご相談も承りますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。皆様のご来場を心よりお待ちしております!

建設業界における電子契約の活用事例とサインタイムのソリューション!

今月は、デジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進む建設業界に焦点を当てます。日本の建設業界では、従来紙ベースの契約書が主流でしたが、近年電子契約の導入が加速しています。本記事では、サインタイムがどのように建設業界の契約業務を効率化できるかをご紹介します。

建設業界の現状と背景

日本の建設業界は、経済成長と発展を支える重要な産業のひとつです。2025年には、日本の建設業界の市場規模は約94兆3,500億円(6290億ドル)に達し、日本のGDPの約5%を構成すると見込まれています。1990年代後半の不動産バブル崩壊以降、長期的な低成長が続いていましたが、近年は緩やかな回復基調にあり、今後5年間で年平均3.3%の成長が見込まれています。

しかしながら、日本の人口減少による労働力不足の影響が大きく、建設業界は50万人以上の労働者不足が発生しています。一部は外国人労働者の受け入れで補われていますが、依然として深刻な課題です。また、労働基準法の改正により、時間外労働の上限が厳しくなりました。

  • 時間外労働の年間上限:原則360時間(特別条項付き36協定では最大720時間)
  • 月間時間外労働の上限:単月100時間未満、6か月平均80時間以内

これにより、長時間労働で人手不足を補うことが困難になり、業界全体での生産性向上とデジタル化が急務となっています。

建設業界における電子契約の導入と課題

日本の建設業界では、すでにCAD/CAM設計、VR/AR、ドローン技術、ERP、デジタルスケジューリングなどの技術が導入されています。しかし、バックオフィス業務の効率化には十分な取り組みが行われていません。

建設業界では、多種多様な契約書が存在し、それぞれ複数の関係者による署名と承認が必要となります。これらの契約書を電子化することで、業務の効率化が可能になります。

建設業界で活用される電子契約の種類

建設業界では、以下のような契約書が頻繁に使用されます。

  • パートナーシップ契約:プロジェクト単位で複数の建設会社が締結
  • 元請・下請契約:電気工事、配管工事、コンクリート工事などの下請業者が元請業者と締結
  • 見積書:紙やExcelで作成され、複数の承認が必要
  • 標準建設契約:施工主と建設会社の間で締結
  • リフォーム工事契約・変更注文書
  • 発注書:鉄鋼、木材、コンクリートなどの資材調達に使用
  • 労働契約:柔軟な人材確保のために活用
  • 計画書・契約書:自治体や政府機関との間で締結
  • 下請業者の価格承諾/拒否:特定の日本の建設契約における独自の仕組み
  • メンテナンス契約:竣工後のアフターメンテナンス契約
  • フランチャイズ建設契約

これらの契約書を電子化し、オンラインで迅速に締結・管理することで業務の生産性を大幅に向上させることができます。

サインタイムの機能

サインタイムは、建設業界の契約業務を効率化するために、以下の機能を提供しています。

1. テンプレート&一括送信

  • よく使う契約書をテンプレート化し、契約締結をスムーズに
  • 労働契約や見積書を一括送信し、署名の進捗をリアルタイムで確認
  • 変更注文書や請求書の管理も簡単に

2. モバイル&SMS対応

  • スマートフォンやタブレットで契約承認が可能
  • 現場での迅速な契約締結を実現

3. リマインダー&アラート

  • 契約の有効期限・更新時期・支払期日を自動通知

4. API連携で業務を自動化

  • ERP・HR・会計・プロジェクト管理システムと連携し、契約承認・書類管理をシームレスに
  • リアルタイムデータ更新で二重管理を防止

5. クラウドストレージで安全な契約書管理

  • 場所を選ばずアクセス可能な契約書管理を実現
  • セキュアなデータ保存環境を提供

サインタイムの導入で得られるメリット

サインタイムを導入することで、以下のようなメリットが得られます。

  • 契約締結時間の短縮(紙の契約書と比較し50%以上の時間削減)
  • コスト削減(印刷・郵送・保管コストの削減)
  • 労働力不足への対応(リモートワークやモバイル承認で業務効率化)
  • コンプライアンス強化(労働契約の適正管理、改ざん防止機能付き)

サインタイムは、建設業界の電子契約ニーズに対応する包括的なソリューションを提供します。契約の迅速化と業務効率の向上を実現することで、労働力不足や規制強化といった業界の課題を解決します。

アプリケーションアップデート(2025年2月)

前回のニュースレター以降、以下の改善を行いました。

  • 社内承認機能の強化
  • ユーザーインターフェースと動作速度の向上を目的としたバックエンドの改良

さらに、電子署名のプロセスをより簡単にする新機能の開発を進めています!
まもなく、複数の書類をアップロードし、ひとつのファイルとして送信できる機能が追加されます。また、見積書や価格表などの補助資料を直接署名テンプレートに添付できる機能も導入予定で、よりスムーズな契約管理が可能になります。

今月のアップデートは以上となります。

建設業界はもちろん、あらゆる業界のビジネスをサポートできるよう、サインタイムでは引き続き機能の強化を進めてまいります。

詳しく話を聞きたい方は、お気軽にお問い合わせください。

今回もニュースレターをお読みいただき、ありがとうございました!

サインタイム 共同創業者兼CEO ジム

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