建設業の契約業務を効率化。サインタイム導入で契約締結が1週間→即日に短縮!

株式会社 姫野組

ご協力
株式会社 姫野組
事業推進本部 DX推進課 マネージャー 岩崎様
土木統括部 事務課長 藤田様
土木統括部 防災センター 事務主任 柳様
(お写真は代表取締役 姫野様)
徳島県を拠点に、土木・建築工事を中心とした地域のインフラ整備に貢献している株式会社 姫野組。近年は社内業務の見直しやデジタル化に積極的に取り組み、その一環として契約業務の効率化と迅速化を目的に電子契約サービス「サインタイム」を導入されました。今回は、実際にサインタイムをご利用いただいている担当者の方に、導入の背景や効果について詳しくお話を伺いました。
- 業種
- 建設業
- 企業規模
- 中
- 課題
- コスパのよいサービスを使いたい、契約締結に時間がかかる、書類を一元管理したい
・工事開始前に契約締結が必須でリードタイムが短く、現場担当者が契約書を持参して直接訪問する必要があった
・紙の書類郵送や押印に伴う調整作業に多くの時間と手間がかかり、業務効率が低下していた
・紙の契約書とPDFデータの両方で管理が必要となり、二重管理による作業負荷が大きかった
・電子契約の導入により、契約締結が当日中に完了し、現場訪問や手渡しの手間がなくなった
・書類のやり取りがデジタル化され、契約締結までのリードタイムが大幅に短縮された
・契約書の保管・管理をサインタイムで一元化し、業務効率化とペーパーレス化が実現した
導入前はどのような課題がありましたか?
注文書や請負契約書などのやり取りを紙ベースで行っており、契約締結までに平均1週間を要していました。特に工事の着工前に契約が必須となるため、締切直前には現場担当者が契約書を持参して訪問対応することもあり、負担が大きい状況でした。また、PDF化やスキャン作業、紙とデータの二重管理といった非効率な業務が常態化していました。
電子契約サービスを導入したきっかけは?
業務のDXを進める中で、契約書の電子化による業務効率化と脱ハンコを目指し、電子契約サービスの導入を検討しました。協力会社との注文書、社内承認フローなど、建設業に多い煩雑な契約業務を一元管理できるツールが必要でした。社内承認から署名、契約書の保管までを一括で完結できるサービスを探していたところ、サインタイムにたどり着きました。
数あるサービスの中で、サインタイムを選んだ決め手は何ですか?
導入にあたり、大手電子契約サービス2社とサインタイムの3社を比較検討しました。将来的な拡張を見据えたAPI連携をはじめ、社内承認フロー、スキャナ保存機能、複数グループ運用など、建設業の電子契約に必要な機能を必須条件としました。しかし他社では多くの機能がオプション扱いで、追加コストが発生するケースが多かったのです。その点、サインタイムはこれらの機能が標準搭載されており、コストパフォーマンスに優れていました。結果として、建設業の契約業務に最適な電子契約サービスとして、サインタイムが最適であると判断しました。
どのような部署で利用していますか?
以下の各部門でサインタイムを導入し、建設業特有のさまざまな契約に対応しています:
- 土木統括部:協力会社との注文書締結
- 建築統括部:注文書(将来的に工事請負契約へ拡大予定)
- 経営管理部:コンサルタント・顧問契約などの社外契約
- 事業推進本部:測量・調査業務の請負契約
導入後に感じた効果を教えてください。
サインタイムの導入により、契約締結までの期間が「平均1週間」から「即日〜2日」に大幅に短縮されました。書類の送信から電子署名、契約書の一元管理・保管までがサインタイムのプラットフォーム上で完結するため、これまで必要だった紙の印刷や郵送、保管作業の手間が大幅に軽減されました。特に、建設現場の多忙な時期でも物理的な契約書のやり取りが不要になったことは、業務効率化に大きく貢献しています。
実際に現場の反応はいかがですか?
部署ごとに導入の進捗には差がありますが、土木統括部では電子契約の利用率が約8割に達しています。現場担当者からは「契約書の作成から締結、そして保管までを一貫して電子的に行えるため非常に便利」と好評です。今後は他部署への電子契約導入を拡大し、スキャナ保存を活用した紙契約の電子化も推進する計画です。
主に活用している機能を教えてください。
- 新しい書類の送信
- 社内承認機能(ほぼすべての書類で利用中)
- 自社カスタマイズ機能(メールやアプリ画面に自社ロゴを反映)
今後の展望について教えてください。
今後はスキャナ保存機能を積極的に活用し、これまで紙で管理していた契約書も電子保存へと切り替えていく予定です。また、社内における電子契約の利用率をさらに高め、建設業全体での業務効率化と脱ハンコの実現を目指しています。こうした取り組みにより、ペーパーレス化が加速し、よりスマートな契約管理が可能になることを期待しています。
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会社名 | 株式会社 姫野組 |
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業種 | 建設業 |
会社概要 | 株式会社姫野組は1882年に創業した総合建設会社で、徳島県を拠点に土木・建築事業を展開している。地域密着経営を徹底し、ICTやDXを活用しながら独自工法を開発している。女性活躍支援や働きやすい職場づくり、SDGS、そして災害時にも事業を継続できる体制づくりを目的とした事業継続計画(BCP)にも力を入れている。 |
従業員数 | 中 |
URL | https://himenogumi.co.jp/ |