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印鑑の捨て方、それで大丈夫?正しく安全な印鑑の処分方法とは?
目次
リモートワークの推奨により、今後印鑑の出番は少なくなっています。今後、DXやペーパーレス化が進んでいく中で印鑑の使用機会が減ることもあるかと思います。
本記事では、意外と知らない?!使用しなくなった印鑑の正しい捨て方ご紹介します。正しく処分しないと悪用される可能性もありますので、正しく安全な処分の仕方をご紹介解説いたします。
その捨て方で大丈夫?印鑑の廃棄には注意が必要
結婚や破損などを機に印鑑を処分することがあると思います。企業にとっても社名が変わるなど、印鑑を捨てる時がくるかもしれません。しかし、ただ捨てるだけでは印鑑を悪用されることがあります。大きなトラブルになる前に、適切で正しい処分の方法を知っておきましょう。
印鑑登録をしているものは登録廃止申請を提出しよう
まず、印鑑登録をしている印鑑を捨てる場合は、先に印鑑登録廃止申請を提出することが必要です。手続きの際には、印鑑登録をした市区町村の役所にて以下のものが必要となります。
※各市区町村によっては異なる場合がございます。廃棄の際は対象の市区町村の役所にて確認をお願いいたします。
①印鑑登録廃止申請書 | 窓口やWebサイトから入手することができます。 |
②印鑑登録をした印鑑 | 手続き上必要なので、先に捨てないようにしてください。 |
③印鑑登録証 | 印鑑登録をしたい際に発行させるものです。 廃止申請書を提出する際に返却しなければならないため、手元にあるか確認しましょう。 |
④身分証明書類 | 免許書やマイナンバーカードなどの身分証明書を準備しましょう。 |
印鑑の適切な捨て方
廃止申請の手続きが完了しますと、捨てることができますが、捨て方にもいくつか方法があるので紹介いたします。
自分で印面を削る方法
ご自身で名前が掘られている印面をカッターなどで削る方法です。(怪我をしないように気をつけてください!)
印面が分からなくなるまで削れたら、通常のゴミと同じように捨てて大丈夫です。
ハンコ屋さんで処分していただく方法
ハンコ屋さんによっては廃棄サービスを行なっている場合があります。
自分で廃棄するのは心配だという方にとってはより安心して印鑑を捨てることができます。
神社で供養してもらう方法
日本は昔からハンコを大切に扱う文化であり、感謝の気持ちをこめて神社で供養する習慣があります。各地で行われる印章祈願祭に持っていくと供養してもらえますので、思い入れのある印鑑は供養してもらうのもいいかもしれません。
捨てるにはもったいない場合は?
印鑑によっては高級な素材で作られていることもあり、作るのに数万円したなんてこともあります。そうなると、捨てるのには少しもったいない気もしますよね。
そんな方には、彫り直しがおすすめです。ハンコ屋さんによっては掘り直して新しい印面にすることができますので、記念にとっておきたい場合は彫り直ししてもらうのもいいかもしれません。
電子契約サービスで印鑑から卒業しよう
本記事では、印鑑の処分の仕方についてご紹介しました。
現在はリモートワークの推奨により、電子契約サービスを使用する方が増えてきて、印鑑を処理する機会が多くなるかもしれません。適切な印鑑の捨て方で、安心して脱印鑑に取り組んでいきましょう!
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